営業関係の業務ゆえに、周りにストレスを抱える人が多く、休職を余儀なくされる人も散見されました。上司として産業医とクライアントの面談時に同席するよう言われるケースが多々あり、その都度メンタルケアに関する興味が増幅され、勉強したいという強い欲求が生まれました。学生時代に心理学を勉強したり、スポーツ医学をかじり身体に関する若干の知識を持っていたりの経験もこれに拍車をかけ、資格取得を目指すきっかけとなりました。
世界的な金融危機に端を発し、各企業では人員削減、業務合理化が進み、その結果、一人当たりの業務負荷が増え、ストレスの増加要因となっています。私自身も会社員の一人として、こうした環境におかれているわけですが、日本の経済も一朝一夕に回復するとは思えず、厳しい職場環境はしばらく続くと思っています。この状況下、メンタルケア心理士の資格は近い将来必ずや要求される資格として注目されると信じていますし、今回取得できて本当に良かったと思います。次の目標であるメンタルケア心理専門士の資格取得に向けて頑張りたいと思う気持ちが高揚してくるのは個人的興味もさること乍、今の社会がそのような気持ちにさせていると思います。皆さんもどうかチャレンジしてみてください。